インタビュー|自由であるための場づくりとして、動きはじめた東京屋久島計画

東京屋久島計画
都市に住みながら、屋久島を日常にする。
屋久島での「1.5拠点生活」のためのワーケーションであり、
コミュニティであり、プレイスメイキングであり、社会活動であり、
あなたとつくる共同体型プロジェクトです 。
ABOUT
東京屋久島計画とは

世界自然遺産「屋久島」で、1.5拠点生活のための、プレイスメイキングをする。
とっておきの場所として「いつかいってみたい」と思ってきた屋久島を、自分の居場所にしていくのが東京屋久島計画です。
都市での仕事や生活をつづけながら、ワーク環境のある屋久島の宿をベースに、年に3~4回、1~2週間、屋久島で日常をおくる「1.5拠点」的な場所をつくっていきます。
サービスによる価値交換

共につくるコミュニティと場

サービスではなく、共につくるコミュニティである。
その場所には、一般的なホテルのように、提供されるサービスを利用者や参加者として買うものにしたいとは思っていません。
まだどんな形になっていくか多いに未知なこの計画のメンバーとして加わり、1.5拠点生活のための場づくりをともに画策したり、島の人や一緒に過ごすメンバーとともに育てていってほしいのです。それがひいては「自分の場所」と思える場になっていくとも思っています。
WHY
なぜ、屋久島で「1.5拠点生活」なのか?
都市型の暮らしの影響

屋久島の暮らしの影響

1.5拠点なら、グッと現実的になる。
移住というと、移住先に仕事やつながりがないと、そのハードルはなかなか高く感じられそうです。2拠点は住居や移動のコストが高くなります。多拠点は、いろんな場所を旅できる魅力はありつつ、その土地での深いつながりをつくりづらいかもしれません。
それらの1歩手前として、屋久島での「1.5拠点」をいいとこ取りの提案としてオススメしたいと思います。
頻繁でなくていいんです。「充電切れてきたな〜」「来月は屋久島いきたいな〜」、そんなときに帰る場所です。
「どこ住んでるの?」「東京だけど、屋久島でもときどき生活してるんだよね」、そんな感覚です。

屋久島にいると、気づいたら自然体になっている。
都市の環境は、他者とのつながりが分断され、困ったときに人を頼りにくく、お金を拠り所にしがちです。より多くのお金を得るために、競争し、他者より秀でようとする。すると、他者との関係性はますます分断が進みます。このような環境下では、不安や焦燥感に駆られ、自然体な自分でいることは修行のようです。
一方、屋久島で生きる人たちを見ていると、ヒトだけでなく自然ともつながり、拠り所としています。楽しいことや、困りごと、食べるものも、分かち合い、安心感の中で自然体で生きています。
屋久島に長く滞在していると、自然体になっている自分に気づきます。そんな自分を、都市と屋久島を行き来しながら自分のものにしてほしいと思っています。
WHAT WE SHARE
いま、共有したいこと

四季の宿での Work & Living
屋久島の民宿「四季の宿 尾之間」(Tripadvisorランキング B&B / イン 1位)に宿泊し、コワーキングスペースなどで、屋久島で日常の仕事と生活をおくることができます。
目の前に望むモッチョム岳の壮大な景観と、オーナーのけんたろうさん・さとこさんと・モグラ好きの愛犬エレが生み出してくれる、優しい日常が私たちのホームです。

さとこさん
けんたろうさん
四季の宿オーナー

屋久島のひとびとの日常と
ディープな屋久島
タケノコを掘ったり、磯で貝をとったり、川でエビをとったり、川べりでお茶をしたり仕事したり、すぐ側にある屋久島の素晴らしい「日常」を味わってほしいと思っています。
森や海でヨガをしたり、昆虫マニアな方と観察したり、バッタリ出会ったおもしろい人と飲みにいったり、観光では出会えない、ディープな屋久島もあります。

丸山 悟
(まるちゃん)
HUB&LABO Yakushima 副代表
.en 代表

福元 豪士
(やっくん)
HUB&LABO Yakushima 代表
屋久島環境文化研修センター
主任インストラクター

観光では出会えない
屋久島のヒト・コトと
私たちがつなぎます!

分かちあえる隣人がいること
私たちがつくっていきたいのは、旅や観光という非日常ではなく、1.5拠点”生活”です。日常生活はいつもひとりだと寂しいし、楽しみはコミュニティに集う仲間と分かち合うことで大きくなります。
「ここへ来れば、誰かがいる」という環境を、みんなでつくっていきたいと思っています。
HOW to JOIN
どう参加すればいいか?
STEP1
まずはワーケーションしよう
「屋久島で1.5拠点、気になる…」と思っても、まずは行ってみないとわからないですよね。まずは東京屋久島計画のワーケーション滞在をしてみましょう!
STEP2
コミュニティに参加しよう
「屋久島を日常にしたいかも」と思ったら、オンラインコミュニティに参加してください。都市と屋久島のメンバーのつながりを深めたり、みなさんが関われる企画をお知らせしたりしたいと思います。
STEP3
1.5拠点ライフをしてみよう
あなたのタイミングで何度かワーケーションに訪れてみましょう。そうすることで自然体の自分になったり、コミュニティの企画に参加したり、屋久島で友人や仕事をつくったりしながら、自分の場所にしていきましょう。

WORCATION
ワーケーションの詳細
日程
下記の開催期間内で、ご希望の日にち・日数で滞在いただくこととなります。
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2021年 7月 11日(Sun)~ 26日(Mon)
※ アクティビティDAY: 7/17, 24
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2021年 8月 16日(Mon)~ 29日(Sun)
※ アクティビティDAY: 8/21, 28
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2021年 9月 18日(Sat)~ 10月 1日(Fri)
※ アクティビティDAY: 9/19, 25
アクティビティ
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上記「アクティビティDAY」にて、アクティビティに参加いただけます(一部追加料金をいただくものがあります)。そのときの参加メンバーで相談し、「アクティビティリスト」から選択してもらいます。
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他の日程でのアクティビティも追加料金をいただく形でアレンジします。
こんな人に
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1.5拠点生活に興味のある方
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屋久島への移住のきっかけをつくりたい方
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東京屋久島計画の構想にワクワクし、何か関わってみたい方
参加費用
コミュニティホールド費
東京屋久島計画の活動をコミュニティで維持していくための運営費用です。アクティビティDAYの参加費も含まれています。
空港送迎などもコミュニティメンバーでサポートしながら行なっていけたらと思います。
施設利用料
宿泊費の他、ワークスペース、キッチンなどの共用設備に加え、シェアリングカーの利用料も含まれており、リーズナブルな金額になっています。
※ 観光ではなく「日常」を経験してもらうために、1週間以上の長期滞在がオススメです。滞在日数が長くなるほど1日当たりの費用は下がりますので、可能な方はぜひ。

申込期限
宿泊予約が満室になり次第、キャンセル待ちとなります(人気の宿のため、日程によって既にお部屋が埋まっています)。
FAQ
よくある質問
Q
屋久島までの移動手段や費用はどれくらいかかりますか?
A
屋久島へのフライトは、JAL便が鹿児島・福岡・伊丹空港から飛んでいます。海路もあり、鹿児島市から直行便の高速艇とフェリー、種子島経由便のフェリーが出ています。直行便のフェリーは早朝出発、種子島経由便は船中泊のため、当日内での移動ができませんので注意ください。
東京から鹿児島へのフライトは、羽田からJAL・ANAの他、ソラシドエア・スカイマーク、LCCは成田からPeach・Jetstarが飛んでいます。
費用はタイミングによって、往復3~4万円で購入することもできます。また、羽田から3時間で移動可能で、意外と手軽に行ける場所だと思います。
Q
インターネット環境はどのような感じですか?
A
四季の宿では光回線が配備されており、自室やワークスペースなどでWiFiを利用可能です。実際の使用感としては、グループでのオンラインミーティング等、通常のリモートワークには問題のないスピードです。
もしトラブルがあった場合には、テザリングをしたり、宿のモバイルWiFiルーターをバックアップとしていただけたらと思います。
モバイルWiFiルーターを持参される場合は、docomo回線のものがオススメです。
NOTE
ノート




VOICE
参加メンバーの声

小宮山利恵子さん
東京学芸大学 准教授
「屋久島=縄文杉」のイメージでした。ただ、実際に滞在してみると温泉あり、エビ採りあり、山登りありとやってみたいことが沢山!
地元の方にご案内いただくのでディープな屋久島も体験可能。訪問の際にはゆったりとした滞在をお薦めします。

山口さん
ANAホールディングス
新規事業開発部門
屋久島での一日の始まりは、大自然を眺めながら朝食を取ること。昼間は、ゆったりとした時間の流れる共有スペースでパソコンに向かう。仕事が終わり次第、宿から10分で行ける滝や海、温泉で屋久島の方と交流して一日を終える。屋久島で「生活」をしてみることで、普段の都市部生活では気付けないアイデアや発想を得ることができました。クリエイティブな仕事をする方には特にお勧めです。

池本さん
リクルート
営業部門
ハードだけどやりがいもある仕事を朝から夜までやる。社会人になってからそんな生活しかやってきませんでした。
ですが、自然を前に仕事をして、コミュニティのみなさんとお昼を食べて、夜は移住したご夫婦が営むカフェでお話。
仕事ばかりじゃなく、自然と素敵な人とつながる時間を日常的にもつという選択肢があることに気づくことができました。

田中裕也さん
シンカ
代表取締役社長
屋久島の大自然は、奇跡と言えます。悠久という言葉がピッタリな島です。 想像を超える壮大な自然に囲まれ、開放的で魅力的な島民、島外民との交流から、一生涯の仲間がつくれる、奇跡の時間を過ごすことができます。結果的にビジネスにもつながっています。
一度きりの滞在ではバケーションの魅力に気が向きがちですが、繰り返し訪れることを前提にすると、屋久島の違う見方や過ごし方ができると思います。
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